「郵便物を送りたいけれど、どの種類で出せば早く届くの?」「いつ届くか分からなくて心配…」と感じたことはありませんか?本記事では、普通郵便・速達・書留・ゆうパックなど郵便物の種類ごとの配達日数の目安と、配達に影響する要因、具体的な事例や早く送るためのコツを分かりやすく解説します。
郵便物の種類と日数の目安
手紙(第一種郵便物)
料金
- 50g以内:110円〜
配達の目安
- 2〜3日
- たとえば、同じ都道府県内なら翌々日、遠方なら3日以上かかる場合があります。
特徴
- 土日祝日を除く平日に配達されることが基本です。急ぎでなければ最も手軽に利用できます。
速達郵便
料金
- 郵便物:250gまで+300円、1kgまで+400円
- ゆうメール:1kgまで+330円
配達の目安
- 1〜2日
- 普通郵便よりも確実に早く届けられるため、急ぎの場合に最適です。
特徴
- 土日祝日の配達にも対応
- 追加料金がかかるものの「とにかく急ぎで送りたい」という時は頼りになります。
書留
料金
- 一般書留:+480円
- 大切な書類や現金書留などに利用。補償額が高め。
- 簡易書留:+350円
- 一般書留よりも補償額は低いが、通常の郵便物などの追跡や対面受取が必要な時に利用しやすい。
配達の目安
- 1〜2日
- 土日祝日も配達を行います。
特徴
- 差出人・受取人どちらも安心できる追跡や補償がつくサービス。
- 重要書類や貴重品の郵送におすすめ。
ゆうパケット
料金
- 厚さ1cm以内:250円、厚さ2cm以内:310円、厚さ3cm以内:360円
配達の目安
- 翌日〜7日
- 土日祝日も配達あり。ただし配送状況や地域によっては1週間程度かかることも。
特徴
- 追跡サービスあり。小型の荷物を送りたいときに手軽。
- 信書(手紙などの個人向け文書)は送れないので注意。
- 厚さ3cm以内・重さ1kg以内でポスト投函可能。
ゆうパック
料金
- サイズ(60〜170サイズなど)と地域別運賃。
- 重い荷物や大きな荷物を送るときに便利。
配達の目安
- 1〜3日
- 土日祝日の配達が基本的に可能で、時間帯指定もできます。
特徴
- 追跡サービス・手厚い補償があり、安心して大きめの荷物を送れます。
レターパック
料金
- レターパックプラス:600円
- レターパックライト:430円
配達の目安
- 1〜2日
- 速達扱いではないものの、比較的早く届く傾向があります。
特徴
- A4サイズ・4kgまでOK、追跡可能。
- 書類以外でも「信書」を送れる点が大きなメリット。
配達日数を左右する要因
差出元と宛先地域の距離
- 同一都道府県内:翌々日が目安
- 同じ地方内:2〜3日程度
- 遠方(離島含む):3日以上かかる場合もあり
- 航空便など交通手段の制限がある地域へは日数がかかりやすいです。
詳しくは郵便局Webサイトをご確認ください。
土日祝日・年末年始
- 普通郵便は基本的に土日祝日の配達なし
- 速達や書留、レターパック、ゆうパックなどは土日祝日配達あり
- 年末年始の繁忙期は普通郵便やゆうパケットの配送が遅れる可能性大。
災害
- 台風や大雪などの悪天候・災害時は輸送ルートに影響が出る可能性が高く、配達遅延が発生しやすいです。
- 日本郵便の公式サイトなどで最新の遅延情報を確認すると安心です。
お届け日数の事例
日本郵便の「お届け日数検索」を活用すると、具体的な日数を簡単に調べられます。以下はあくまで一例です。
同じ都道府県内への郵送
同じ地方への郵送
遠方の都道府県への郵送
早く送るためのポイント
速達を使う
- 最短で翌日に届けたい場合に有効
- 土日祝日でもなるべく早く送りたいときにおすすめ
- 追加料金はかかるが、急ぎなら最も確実
窓口に届ける
- 郵便ポストに出すよりも配達が早まる可能性あり
- 集荷時間を待たずに直接郵便局に差し出せる
- 平日の窓口営業中や、休日窓口を行っている郵便局で出すと安心
まとめ
郵便物の配達日数は「郵便種別」「地域」「差出のタイミング」などによって変わります。特に土日祝日の扱いが大きく異なるため、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 普通郵便:2〜3日が目安、土日祝日配達なし
- 速達:1〜2日、土日祝日配達あり
- 書留:1〜2日、追跡や補償が必要な場合におすすめ
- ゆうパケット:翌日〜7日、ポスト投函OK
- ゆうパック:1〜3日、大型荷物向け
- レターパック:1〜2日、A4サイズ4kgまで全国一律料金
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