速達は、特に急いで郵便物を届けたいときに役立つサービスです。「今日中に出したらいつ届くの?」「どのくらいの追加料金がかかるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、速達が届くまでの日数の目安や、具体的な出し方・料金、さらにはほかに早く送る方法などを詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき、速達の仕組みや利用のコツを押さえてください。
速達とは
利用用途
速達とは、普通郵便よりも早く届けてほしい場合に利用できるオプションサービスです。たとえば、重要な書類や締め切りが迫った手紙など、時間的に余裕がない郵便物をスピーディに届けたいときに重宝します。 対象となるのは、第一種(手紙・はがき)から第四種郵便物、ゆうメールなど、基本的には広範囲の郵便物です。「これも速達で送れるのかな?」と思う場合でも、多くのケースで利用できるので安心です。
料金と出し方
- 料金 手紙(第一種郵便物)やはがきの場合、250gまでなら通常の郵便料金に加えて+300円が速達料金の目安です(250gを超える場合は重量によって追加料金が変わります)。 ゆうメールの場合も同様に、通常のゆうメール料金に+300円の速達料金が必要となります。
- 出し方 速達で送る場合は、封筒などの表面に赤い線を縦または横に引くのが一般的な目印です。郵便局の窓口へ持参すると確実ですが、ポスト投函でも有効です。ポスト投函の場合は、赤い線がしっかり分かるようにしておきましょう(心配な方は窓口差し出しがおすすめです)。
かかる日数の目安
ここでは、速達がどのくらいの日数で届くか、地域ごとの一般的な目安を紹介します。なお、実際の配達スピードは天候や交通事情などによって変動することがあります。
同一都道府県内の場合
- 例: 東京都千代田区 → 東京都八王子市
- 午前中に差し出した場合: 翌日午前に届く
- 午後に差し出した場合: 翌日午前に届く
なお、普通郵便だと翌々日に配達されるケースが多いので、速達を利用することで1日ほど早まるイメージです。
近隣都道府県の場合
- 例: 東京都千代田区 → 神奈川県小田原市
- 午前中に差し出した場合: 翌日午前に届く
- 午後に差し出した場合: 翌日午前に届く
同一都道府県内とほぼ変わらないスピードで届きます。
遠方の場合
- 例: 東京都千代田区 → 沖縄県那覇市
- 午前中に差し出した場合: 翌日午前に届く
- 午後に差し出した場合: 翌日午後に届く
普通郵便の場合は3日程度かかることが多い長距離でも、速達にすると1日程度で届くことが多いです。
いつ届くかを調べる方法
郵便局Webサイト
日本郵便の公式サイトには「お届け日数検索」という便利なサービスがあります。差し出し元と宛先の郵便番号を入力するだけで、およその配達日数が表示されます。
ただし、記載されている日数はあくまで目安であり、天候・交通状況や繁忙期の影響などで到着が遅れる可能性もある点に注意しましょう。
その他早く送る方法
速達以外にも、郵便物を早く・確実に送りたい場合にはいくつか選択肢があります。
レターパック
- 特徴
- A4サイズ・4kgまで送れて、一律料金
- 土日祝でも配達される
- 荷物の追跡サービスがある
- 配達日数
- 基本的には翌日配達がメイン(地域によって異なる)
レターパックには「レターパックプラス」と「レターパックライト」の2種類があります。厚みや対面受け取りの要否に応じて使い分けましょう。
書留
- 特徴
- 郵便物の送達過程が記録されるため、紛失や事故があった場合に補償がある
- 速達扱いではないものの、土日祝も配達される
- 配達日数
- 基本的には翌日〜翌々日程度
重要書類や現金書留など、補償が必要な郵便物に適しています。速達オプションを追加して「書留速達」にすることも可能です。
まとめ
速達は、追加料金を支払うことで通常よりも1日程度早く郵便物を届けられる便利なオプションです。同じ都道府県内なら翌日午前、遠方でも1〜2日程度で到着し、普通郵便と比べるとかなり早く届きます。万が一の遅延リスクはあるものの、速達やレターパック、書留のサービスを上手に活用することで、送りたい郵便物を早めに確実に届けられます。
もし発送作業を行う時間がない場合は、オンラインで簡単に郵便サービスを利用できる「ネットdeゆうびん」も選択肢の一つです。パソコンやスマートフォンから手続きできるため、忙しい方や外出が難しい方でも自宅にいながら発送準備ができます。必要なときに活用してみてはいかがでしょうか。
スムーズに郵便物を届けられる体制を整え、重要書類や荷物のやりとりをストレスなく行いましょう。